お客様インタビュー | エンシュー化成工業株式会社様

「なぜ採用しても辞めてしまうのか…」 採用基準が“ぼんやり”していた悩みが、プロの取材で「この子は絶対合う」という“確信”に変わった。
特殊プラスチックフィルムの製造・販売を手掛ける、エンシュー化成工業株式会社様。採用活動において、人材紹介への依存や、採用後の早期離職という課題を抱えていらっしゃいました。今回、当社の採用リノベーション(体験版)をご利用いただき、採用要件のヒアリングから写真撮影、求人票の作成までをサポート。サービスを体験した率直なご感想や、社内に生まれた変化について、西川様、仲里様にお話を伺いました。
エンシュー化成工業株式会社様
- 事業内容: プラスチックフィルムの製造・販売
- 課題: 人材紹介への依存、採用後の早期離職、カルチャーフィット基準の言語化
- 導入プラン: 採用リノベーション(体験版)

Before:導入前の課題
- 採用しても早期離職が続き、「どういう人を採用すべきか」の基準が曖昧だった。
- スキルよりもカルチャーフィットを重視していたが、その基準が“ぼんやり”しており言語化できていなかった。
- 人事が「良さそう」と思う人物像と、現場が本当に求めている人物像が合っているか、確信が持てなかった。
- 高コストな人材紹介会社に頼る採用フローから脱却したいと考えていた。
After:導入後の変化
- プロの取材を通して、自社の社風や仕事の解像度が上がり、面接で具体的に魅力を伝えられるようになった。
- 「この人なら絶対合う」と確信を持って、求職者にアプローチできるようになった。
- 「今の時代に即した」カジュアルな文章と、“空気感”が伝わる写真で、求人の魅力が上がった。
「“なんとなく”の採用で、ミスマッチが起きていた。カルチャーフィットの解像度が低かったんです」
──今回、弊社のサービスを導入いただく前は、採用活動にどのような課題を感じていらっしゃいましたか?
西川様:
一番の課題は、採用はできても早期離職が続いてしまうことでした。応募が全く来ないわけではないのですが、採用コストをかけても定着しない状況に、少し悩みがありました。
また、採用経路も人材紹介会社さんに頼っている部分が大きく、そのコストの高さにも疑問を感じていたので、違う経路からの採用も模索したいと考えていました。
仲里様:
採用において、スキルフィットよりも「カルチャーフィット」を重視しているつもりではいたんです。ただ、今振り返ると、その基準が私たちの中でも“ぼんやり”していました。「なんとなく、うちの雰囲気に合いそうかな」という目で見てはいたのですが、それを明確に言語化できていなかったな、と思います。
西川様:
配属先である現場が「こういう人を求めている」というニーズを、私たちがちゃんと聞けていなかった、というのもありますね。自分たちの「解像度が低かった」んだと思います。

「決め手は“聞く姿勢”。高圧的な営業とは真逆の『謙虚さ』に信頼が持てました」
──数ある採用支援会社の中で、弊社のサービスを体験してみようと思われた決め手は何でしたか?
西川様:
まず、「会社に足を運んでいただける」と仰ってくれたことです。採用に関する営業電話は本当にたくさん頂くのですが、そのほとんどが電話やリモートで完結させようとするもの。「弊社のサービスに載せませんか」という一方的な提案が多く、魅力を感じられませんでした。
その点、つなぐさんは「一度お伺いしたい」と、まずはこちらを理解しようとしてくれた。その姿勢が決め手になりましたね。
仲里様:
営業の方って、高圧的な人も結構いらっしゃるんです(笑)。でも、つなぐのお二人は本当に「謙虚」で、こちらの話をじっくり聞く姿勢を持ってくださっていました。
そのおかげで、私たちも「こんなことで悩んでいて…」と自然とオープンに話すことができたんです。この最初のコミュニケーションで、「ここなら信頼できるな」と感じました。
「取材で、自分たちの“解像度”が上がった。雑談からも魅力を引き出すスキルは本物です」

──実際のヒアリングや工場での写真撮影はいかがでしたか? 印象に残っていることを教えてください。
仲里様:
まず、「すごく、いっぱい写真を撮ってくれるな!」と驚きました(笑)。「ここもいいですか?」と、労力を惜しまない姿勢で、私たちの想像以上にたくさんのシャッターを切ってくださって。
西川様:
現場の社員にインタビューしていただいた際も、すごく印象的でした。お互い初対面のはずなのに、全くそんな感じがしない。とてもナチュラルな雰囲気で話を引き出されていて。
インタビューされた社員も、すごく上手に話すなと思ったのですが(笑)、これはインタビュアーのスキルが高いからなんだな、と横で見ていて感じました。
仲里様:
直接関係ないような雑談(例えば出身校の話など)の中からも、ポイントになる部分をうまく掴もうとしてくださるのが伝わってきて。
お恥ずかしい話なんですが、私たちがそのインタビューを横で聞いているうちに、「あ、うちの仕事ってこういうことなんだ」と、自分たちの解像度が上がっていくのを感じたんです。これは、面接で候補者の方に仕事内容を説明する上で、とても大きな収穫でした。
「『今の時代に即した』求人票。親も安心する“空気感”が伝わる写真が武器になりました」
──作成した求人原稿や写真についての、率直なご感想をお聞かせください。
仲里様:
もともとあった求人票は、今見ると少し“硬かった”な、と思います。つなぐさんに作っていただいた文章は、いい意味で“カジュアル”で、分かりやすかった。まさに「今の時代に即している」感じで、これなら20代のSNS時代の子たちも「良さそうな職場」と興味を持ってくれるだろうな、と感じました。
写真は、「たかが写真、されど写真」だなと。画質が良いのはもちろんですが、今の若い世代はインスタなどで写真を見て判断するので、働く人の表情や、ふとした瞬間の“空気感”が伝わるのは非常に重要です。
実は、私自身も中途入社で、親が「新しい会社、どうなの?」と心配していたので、今回撮っていただいた写真を見せたんです。そうしたら、「良さそうな職場じゃない」と安心してくれて(笑)。写真一枚で伝わる“雰囲気”は、言葉で説明するよりも説得力があるんだな、と実感しました。

「悩むなら、まず話してみる価値がある。採用の“準備期間”も伴走してほしい」
──サービスを体験されて、採用活動にどのような変化がありましたか?
仲里様:
ヒアリングを通して、私たち自身が「うちの会社に合うのはこういう人だ」という、カルチャーフィットの基準を明確に理解できたのが一番の変化です。
先日、大阪からUIターンを希望される20代の男性を採用したのですが、サービス体験前だったら「いい子だね」で終わっていたかもしれません。でも今回は、「この子は絶対うちに合う!」と確信を持って、「うちに来てほしい」と早い段階からアプローチすることができました。
──最後に、今後の期待や、同じように採用に悩んでいる企業担当者の方へ、メッセージをお願いします。
仲里様:
今年度は採用がうまくいって、来年は少し落ち着いた採用活動ができそうなんです。でも、採用をしないからといって何もしないのではなく、その“準備期間”こそ大事だと思っています。
特にSNSや動画などは全くノウハウがないので、そういう部分もぜひ一緒に考えていただきたいな、と期待しています。
採用に悩んでいる企業の方には、「まずはお話ししてみるのがいいですよ」とお伝えしたいです。つなぐさんは、本当に小さな悩みも残さず聞いて、一緒に解決しようと努力してくださる会社さんです。
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